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9/21
【吉増】
どうも、ども、どぉ〜も吉増で〜す。
なんか明るいでしょ?字が、書いてある字が、明るい吉増で〜す。
伝わってほしいなあ、この明るい感じ、漢字?なんちゃってえ、ピカッ!なんて言ってみたりして!明るい吉増で〜す。
さて、今日はナイロン初の男だけの芝居『ノーアート・ノーライフ』の顔〜合わせでした、って変なところ伸ばしてみたりなんかして〜、ウマっぽい!ウマっぽい!今回の出演者は男ばかりの8人で、さぞ顔合わせのスタジオはこぢんまりした感じかなと思って行ってみると、なんだか30人以上も人がいて、まあ、スタッフさんとか、アナザーバージョンの準劇団員とか、ほとんど知っている人たちばかりなのに、吉増緊張〜、数で緊張〜、世界も緊張〜、アメリカ対どっか。今こそ世界の人々に「火垂の墓」を!
節子「なぁ、なんでホタルすぐ死んでしまうん?」
アメリカっぽい兄「それは、オスとメスが交尾して、自分の遺伝子を残すという目的を・・・」
って夢も希望もねえって感じ、寛治、誰だおまえ!
寛治「僕はなぜ生まれてきたのですか?」
メール好きの母「変換ミス」
ミスかよ!できちゃった結婚ってか、出会い系サイト、人殺し、武富士、ん〜、なんか暗くなってきた、まずい。
明るい吉増です、あっ伸びない、で〜すって伸びない、ヤバイ・・・ピカッ!・・・ピカッ!・・・ゴロゴロゴロ、あぁ、雷落ちちゃったりして、ヤバイ、えーと、じゃ今日はこのへんで舞台明るいまま・・・暗転。
10/1
【廣川】
いつの間にか10月。すっかり秋です。ついこの前まで北だの南だのとワイワイやってたのに、もはやすでに「ノーアート・ノーライフ」初日一ヶ月前。稽古もいよいよ動き始めました。
大変です私、しょっぱなから。こめかみのあたりが熱く煮詰まっちゃってる感じ。今まで使ったことのない神経を駆使しまくってる毎日ですが、ものすごく不安。果たして大丈夫か私!?
と、とりあえず今はいっぱいいっぱいなんですが、そんな私の泣きごとやら、余裕が出てきたならば稽古場のあれこれやら、吉増君とともに本番前までこの日誌に紹介していきますんで、どうぞよろしくお願いします。
【吉増】
今日から使う稽古場、稽古スペースにドン〜と2本のドデカい柱がありまして、なんとも邪魔なんです。もうあまりにもドン〜っとあるので出演者みたいです、主役級の。稽古を見ていたのに、気がつくと柱を見ていたなんてことにもなりかねません。そのくらい邪魔なんです。今後もいろいろ邪魔をしてくると思うので邪魔と名付けておきましょう。2本あるから邪魔ぁずです。折にふれ、邪魔ぁずについては皆様に御報告していきたいと思います。
10/3
【吉増】
どうも、吉増です。
この間、歌舞伎町のさくら通りの奥にいるポン引きから聞いたんですけど、廣川さんがなんか煮詰まってるらしいですね。
そうか、でもそうですよね、だってこの前のKERA・MAPでは、イタリアに来ちゃったアメリカ人の役で、今回がフランスに来ちゃった日本人の役ですから、もう自分が何人なのかわからなくなっちゃってるんでしょうね。それに、KERA・MAPの時はヒゲもはえてたし、たくさん。どうすればいいんでしょう、廣川さんは、そして僕は・・・考えておきます、では。
10/4
【吉増】
どうも、吉増です。
さて、廣川問題についてですが、なんとも良い答えが見つかりません・・・他人事だからでしょうか・・・いや、そんな事ありませんよ、何言ってるんですか。そうですね、じゃ、とりあえず、“となりのトトロ”とか見ると、「あ、メイちゃんってカワイイ」とか思えるかもしれませんよ。あと、さくら通りのポン引きが「いい店あるから、来なよ、廣川の旦那!」って言ってました。ん〜、案外、正解かも、では。
稽古を見る吉増裕士
10/8
【吉増】
どうも、吉増です。
いやあ、まいった。なかなかセリフが覚えられません。もちろん覚えたいんですけどね、覚えたいんですけど、まだ出てきてないので、役が。なので、なかなか覚えられません。勝手にセリフ作って覚えちゃってもいいんですけど、それやっちゃうとね、後々大変だと思うし、語尾とか。では。
【廣川】
本日未明、ついに米軍の攻撃開始。
深夜のテレビに釘付けだった私は、今日は少々寢不足です。稽古場で大倉と「とうとう始まったね」と話していると、山崎さん「え!始まったの攻撃?」って、オイオイ世の中大騒ぎなんですから。相変わらずのおとぼけキャラぶりです。
さて、稽古はじっくりとまったりと進んでいるようないないような、まぁそんな感じです。前回のKERA・MAPとは全く異なって、非常にデリケートな話だし、人物像やお互いの関係を掘り下げながらリアルに作っていかなければならないので、神経的にも疲労が大きい毎日です。でもこれまで長くケラさんとやってきたけど、これほど深くその人を演じ出さなければならないような役を与えられたことってなかったから、やり甲斐は物凄く感じております私。濃い芝居になりますよ、きっと。
ところで戦争の話題で余談。ニュースステーションなどで今パキスタンから中継レポートをしているA記者は、実は私の知り合いでとっても心配。彼が催涙弾とか撃ち合ってるデモの中にいたりするのを観るにつけ、芝居なんかやってていいのかしらんと心苦しくもなる今日この頃ですが、ま、いいんですよね。ブロードウェーも頑張れって感じだし。ニューヨークのね、中野のはどうでもよし。
台本を見る廣川三憲
10/9
【吉増】
どうも、吉増です。
いやあ、今回の『ノーアート・ノーライフ』は、出てこない役なのかなあなんて思ってる矢先、出てきました。僕もそろそろ出てこない役の役作りもしようと思いはじめていたので、グッド・タイミングです。
今回の役柄は、観てのお楽しみになのですが、じゃ、ヒントとして、そうですね、ガッガッって感じの役です。ガッガッの意味は、まあ、ガッガッが5つあるとしたら、3番目のガッガッの意味です。数字を数えられないから3番目が何番目なのかわからないと言う人は、これから毎回この日記の中の一文字を○で囲んでいきますので、それをつなぎ合わせて答えを見つけて下さい。
最終回にはガッガッの意味がわかると思います。では。
10/13
【吉増】
どうも、吉増です。
今日は僕と皆様の手間をはぶくため、過去吉増をお楽しみ下さい。
花を愛してた頃の過去吉増。/遠くを見つめていた頃の吉増。
10/17
【廣川】
ここ3日間、病院行って点滴してもらってます私。
ひと月以上前から膿んでた右手の人差し指がとうとうたまらなく痛くなって、ついには右腕全体に腫れがまわり、さらには熱まで出始めちまったもので。最初、これは検査の結果によっては入院してもらったり手術が必要になるかもなんて言われちまって、人知れずそうなってしまった場合の身の振り方まで深刻に悩んでいた私でしたが、本日たいしたこともなく快方に向かっているらしいことがわかり、めちゃめちゃほっとしているところです。よかったよかった。
今日はまずは部分稽古だったため、そのシーン以外の役者は別室でテレビを観ながらだらだらしていたところ、フジテレビの昼の再放送ドラマで2時間、それぞれ別の2本のドラマに、たてつづけに温水さんがでてきて笑えました。本人が画面を観ながら照れてる様子を見るのも珍しおかしって感じでした。でもホント温水さん大活躍。
それは今回の芝居でも、もうここのところ稽古するたびに身がよじれるほどに、最高におもしろいっス、温水さん。皆、ホント観た方がいいよ、この芝居。
とまぁ、様々な不安が稽古場に重い空気を漂わせていることなど微塵も感じさせない、あたりさわりのない日誌でお茶を濁しておくことにしよう。あぁ。

「片平なぎさみたいでしょ?」と、本人談。
10/15
【吉増】
どうも、吉増です。
大変です、今回の芝居は。それは、とても、とても、と〜ても細かい演出の芝居なのです。僕なんか一字一句、ダメが出ちゃってますから。まあでもそれだけ8人の役柄の関係性とか、すきのない構成とかで、見る側からすると面白いと思いますし、また単にギャグ「だ」けじゃなく、そうゆう所を楽しんでいただけるといいなあと思うわけです。では。
10/17
どうも韮崎と言います。年収3600万です。30代の美男です。お返事、お待ちしてます。
10/18
【吉増】
どうも、吉増です。
すいません、なんか、迷惑日誌が入っちゃったみたいで、みなさんも気をつけて下さい、迷惑◎◎には、では。
10/23
【廣川】
こんにちは。本日は予定を変更しまして、一気に緊迫してまいりましたナイロン情勢に関する最新のレポートを、現地の生々しい声を交えてお送りいたします。バラエティ「吉増の稽古場日誌」はお休みさせていただきます。ご了承ください。
ナイロンでは今、いよいよあと10日を切った本番を前にして、出演者たちは難民状態に陥っています。といいますのも、最高指導者ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏が昨日から体調を崩したとの噂で、一部には緊急入院説も囁かれるなど、現在、非常に情報が乏しく混乱した事態となっております。難民たちの声をお聞ききださい。
「大丈夫なのか?」(大倉孝二さん)
「とにかく今自分達でやれるシーンを練習して・・・」(みのすけさん)
難民たちは不安の中、それでも精一杯前向きに明るい展望を見出だそうと必死に頑張っています。
幸いケラ氏からはその後新たな声明も届けられ、行き倒れや拉致されだわけではないらしいことはわかったのですが、事態はよりいっそう混迷を極めているといった状況です。
現地では数日前から準劇団員を大量に動員しての特殊部隊もすでに入った模様で、刻一刻と移り変わる情勢の中、新たな事態にすぐに対応すべく、随時、小道具づくりなどの任務に全力であたっています。
果たしてナイロンは無事にこの苦境を乗り越えることができるのか、すべては最高指導者ケラ氏の復活と難民たちの底力に期待するしかないといった状況です。
以上、現場からお送りしました。
注:いろいろ脚色しております。マジに心配しないでください。あくまでもフィクションでございます。
おまけ情報:おかげさまでチケットの売れ行きは好調らしいのですが、なぜか初日11/1(木)については余裕がある模様。当日でもいい席がとれる可能性があるので、ぜひまだ迷ってる人、いつも当日券なんてないんじゃないかと思ってる人、この日が狙い目です!!
10/25
【吉増】
どうも、吉増です。稽古の日々が過ぎ去っているのか、本番初日が猛烈ないきおいで近づいてきているのか、わからなくなるくらい、それぐらい人間の時間というものはあいまいです。
時間。本来、時間というものは、とてもパーソナルな、そしてフィジカルなものであったはずで、しかし、産業革命以降、いや、アダムとイブがリンゴを食べちゃった瞬間から原罪としての時間は流れ始め、とは言え、その時間がなければおそらく人間は絶滅していたはずで・・・・・・時間を下さい、神様。
10/26
【廣川】
心配されたケラ氏の体調も何とか回復した模様で、稽古はいよいよラストスパート。
今日は初めての通し稽古でございます。あたふたしてます。いろいろ大変。もうおもしろい話題を探してお伝えする余裕もございません。頑張りますから皆さんよろしく。
10/29
【吉増】
どうも吉増です。さあ、みなさん!本番はまもなく!笑・笑、怒・怒、涙・涙、ちょちょ・ちょちょ切れ!
どしどし、おこしおこし。ではでは。
10/31
【廣川】
おとといの仕込みで張り切りすぎた私は、現在、筋肉痛に悩んでおります。
すんごい重いジュークボックスを運び込む際、手伝いで来ていた女優陣から「廣川さんはトシなんだからやめといた方がいいよ」と言われて「意地でも運ぶ!」と強がった結果がこのザマです。もう無理はやめとこ。左肩あがんねぇ。
さて、とうとう10月も今日でおしまい。泣いても笑っても明日は初日です。順調に場あたりが進み、今日はゲネプロが明日と同じ時間帯で行われました。いろいろ大変だった事を思うと、よくぞ無事にここまでたどりついたものだと感慨もひとしおです。ちょっと涙でそうになりましたよ。うん、いい感じにまとまってきたんじゃないでしょうか。どうぞ皆さんぜひ観に来て下さいませね。
よし、さぁいよいよ幕が開きます。頑張ります。よろしくお願いします!
11/1
【廣川】
ど〜も廣川で〜す!と、思わず吉増チックになってしまうほどに、私は今、猛烈に感動しています。
初日が開きました。いろいろ大変だったし、おもしろいのかどうなのか、実は多くの役者が自信を持てないままなだれこんでしまったという感じの本番でしたが・・・お客様の絶え間ない笑い、すんごい熱い拍手!
そうか、こんなにいい作品だったのかと、改めてケラリーノ・サンドロヴィッチの才能というか嗅覚というか、そのもの凄さに脱帽しまくりです。一気に自分にとって一番愛しい作品になってしまいました。しばらく一人で泣かせて下さい。
【吉増】
今日が本番初日だったそうです。なんせ、もうなだれ込んだ感じなので、どこまでが稽古で、どこからが本番なのか感覚が変になっちゃってます、変になっちゃってますよします。
本番で失敗もいろいろしました。明日のダメ出しが楽しみです、逆にな。あっ今日新谷さんにさっそくダメを出されました、「私服で出ちゃダメ」と。
吉増&安沢千草inロビー
11/4
【廣川】
最大の山場、二日間で4ステージの嵐がようやく過ぎ去りました。今回は出演者が少ない分、一人一人の負担も大きくて、皆ヘトヘトです。でも、ここをなんとか乗り越えたことで一安心。明日からは楽だとばかりに一同飲みに繰り出したのでありました。今回も今のところ連日酒まみれです。体調には気をつけないと・・・。
11/5
【吉増】
前半の山場も越え、入り時間も遅くなり、今までのあわただしさが嘘のように時間がゆっくりと流れていきます。時間。本来、時間というものは、とてもパーソナルな、そしてフィジカルな、・・・あっ、これは前に書きましたね。(10/25参照)
では、今日は恋について書きます。恋。あわい恋、激烈な恋、うっとしい恋、変な恋、鯉と恋、来いと恋、いろいろな恋があるようで、でも本当は恋なんて・・・まあ、このように、時間があまると人間ろくなこと考えません。時間を大切に。
11/6
【廣川】
寒くなってきましたね。皆さんお体には気をつけて、なんて人の心配してる場合じゃありません。大変!
理由はよくわからないんだけど、腰が痛くて身動きとれねー!立てねー!
昨日からどうもしくしく痛かったんだけど、今日の本番中にやたら悪化したようで、実は出番最後の走り去るシーンは、腰をピキピキいわせながら苦悶を覚悟のうえでやっちゃってました。まだまだ先は長いというのに、どうなる俺?
しかし、そんな状況にもかかわらず、今日は『カフカズ・ディック』で共演させていただいた方々がこぞって観にいらしてくれて、同窓会よろしく飲みに行ってしまったのでした。ありゃりゃ。
廣川inホール
11/7
【吉増】
どうも吉増です。今日で本多での公演も折返し、中日です。ではここでひとつコントぽいのを。
A 「いろいろ大変だった「ノーアートノーライフ」も今日で中日ですね」
ピロ川「へえ〜」
A 「へえ〜って!」
ピロ川「オレ、腰痛いからさ」
A 「ええ、それは、そうなんですけど・・・」
ピロ川(Aの胸ぐらをつかみ)「おお!こら!腰って大切だろ、人間の要だろ!だから腰って書くんだよ!オ レが直立歩行するためには、腰が必要なんだよ、重要、要所!要だらけじゃねえか!じゃあ、何か、サルになれってか?石器がとてもお似合いですねってか?バカヤロー!痛いんだよ!シップ、シップはってくれ」
A 「あっはい・・・いや、僕はただ中日ですねって」
ピロ川「(Aの鼻から手つっこんで奥歯ガタガタいわせながら)中日、中日ってうるせえんだよ!ドラゴンズ かおまえは!オレは山口県出身なんだよ。だから広島カープか、まあ、福岡ダイエーでもいいや、そっちの方が近いんだよ、行きやすいんだよ!金かかんねえっつうの」
A 「いや、僕はただ・・・」
ピロ川「じゃあよ、そんなに中日、中日言うんなら、オレの中日は、いつなんだよ」
A 「えっ?」
ピロ川「だから、オレの中日はいつですか!」
A 「そんな、わかりませんよ僕には、もう過ぎてるかもしれないし・・・」
ピロ川「キィー!勝手に折返すんじゃねえよ!キィー、ウッキィー、あっ腰が、・・・、ウッホ、ウキィー!こんな終わりじゃ落ちてねえよ、ボケ!キィー!木の実落ちてねえよ!キィー!」
とピロ川四つんばいになりながら溶暗。
※注意−これはフィクションであり、悪意はまったくありません。
開場前にストレッチする吉増。
11/9【ネタバレ大有りご注意を!】
【廣川】
あっという間に東京公演も折り返しを過ぎました。
私の腰は、あの日以来毎日、小須田さんに紹介してもらった鍼灸院に通い続けた結果、なんとか無事に舞台をこなすことができました。少し回復の兆し。
さて、私と吉増がここでぐだぐだと書くのも残りわずかとなりました。あ、↑の吉増の日誌で対談みたいなことがでっちあげられていましたが、てめぇ誰の許可を得てそんな根も葉もない架空の話をでっちあげてんだよとボコボコにしてやりました。私は紳士的な人間ですもの。
さて、今日は思いっきりいろんなネタばれ情報を書き散らかしてやれ!と思ってます。
警告!これから地方などで観劇して下さる予定の方、あなた自身のために絶対に以下は読まないで下さい!
いいですか、では「ノーアート・ノーライフ」裏話の始まり〜
1)オケタニが芝居中に描いたユハラの似顔絵、似過ぎてて怖いとさえいわれたあの素晴らしいペン画は、今回出演してないけど劇団員の喜安浩平がじっくりと描き上げたものです。すごいでしょ。彼は大学時代、美術を専攻していたのです。
2)私のフランス語がとても上手いとアンケートに書いて下さった方、ありがとうございました。この日誌で当初、大変だ〜とぼやいていたのは、まさにこのフランス語が難しかったことに他なりません。ただ皆さん、あってるのかどうだかはわからないと言われるもので、この場を借りて、あれはいちおう正しい内容をしゃべってます。決してデタラメではありません。
3)今回の芝居でどの役者よりもインパクトの強いあの果実。毎回大ウケでちょっと悔しいくらいですが、皆さんご心配のとおり、この季節にアレを手にいれるのは大変で、スタッフが探しまくってやっと九州の方で確保できたというシロモノです。一個2500円だとか。つまり本多でいうと、お客様一人あたりチケット代のうち6円くらいアレに払っていただいてるってな計算になるわけですね。ちなみに意外とかなりうまいです。
4)モズが作詞したデタラメな歌、あの歌詞は今回の芝居で最後の最後に出来上がったものです。ずっと後回しにされちゃってて、いつまでも「ナントカナントカ〜」てな感じで歌ってるわけにもいかないなと、私が適当に考えて言葉をあてはめて歌ってたら、結局前半はケラ氏が改めて書き下ろしてくれましたが、後半は私が適当に書いたものがそのまま使われてしまいました。そんないい加減なものなのにけっこう好評で、あの歌詞を知りたいというネット上での書き込みなんかも多いとか。では本日の特別付録として、以下に一部公開いたしましょう。
「13本目の指」作詞:モズ
13本目の指が次第に頭に生えてきた
失われた夢、失われた娘、研ぎ澄ました肉体
私の肌に黄色い粉がぶちまけられる「溶けてゆく!」
ケンカして海に飛び込んでゆく「溺れるギャー!」
(後略)
11/11
【吉増】
今日、準劇団員のアナザ−バージョンを観ました。
おもしろかったです。いろいろな意味で、もちろんいい意味で。
しかし、新人さんたちは皆滑舌がいいのです。
11/13
【吉増】
今日は本多の千秋楽。そして僕の日誌もここまで。次の担当は、三宅さんと大山君です。
あっそう言えば、ずいぶん前に僕の役(スケダイラ)はガッガって感じの役で、そのガッガの意味は5つあるうちの3番目のガッガの意味ですって書いたと思うのですが(10/9参照)、じゃ答えをお教えします。3番目のガッガの意味は、そのままガッガです。何語なのでしょう?日本語ではないと思います。擬音か、オランダ
語?カステーラ、テンプ−ラ、ガッガーラみたいな。
ともかく、こんな駄文ばかりの日誌ではありましたが、お付き合いいただきありがとうございました。では、旅へ行ってきます。またです。
11/14
【廣川】
昨日、本多が終幕。
観にきて下さった皆様、ありがとうございました。始まってしまうとあっという間です。この作品は僕にとって、とても愛しい舞台となりそうです。どうか観て下さった皆さんの頭の片隅にも、あのパリのカフェでうだうだしていたダメな連中が、たまにでも愛しく思い出されることを願ってやみません。
さて、いよいよ旅に出かけます。この日誌は三宅&大山コンビにバトンタッチさせていただきます。読んでくれてありがとう〜!んじゃ頑張っていってきま〜す!
ロビーで戯曲本にサインするKERA。
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