「すなあそび」稽古場日誌1

NYLON100℃ SIDE SESSION#9・若手公演「すなあそび」の公演は終了しました。

【植木夏十】
今晩は植木夏十です。あっ、植木夏十っていうか、あっ、やっぱ、植十・・・えっ?いいのか?植田?・・・え?田所?西村?・・・違うや、いいんだ。植木夏十です。ふぅ〜この様に最近の私は自分を見失いがちでして、はっきり言ってしまえば、迷子の子猫ちゃんです。それも、とても可愛い子猫ちゃんです。言われる前に言って置きますけど、思うだけなら自分の事をどう思っても自由だと思います!このように、色々な物を見失いがちではありますが、ただいま「すなあそび」の稽古中です。お分かりかと思いますが、「すなあそび」は別役実さんの作品です。まぁ〜、私の場合は何をやっても難しいなぁ〜と思うんですけれども、別役さんの作品はひじょーに面白く、ひじょーに難しいなと日々実感しています。しかも、今回は若手公演で、私と同様にみんなすぐ迷子になりますから。といっても、皆には私程の可愛げはないですけど。けど、ケラさんはいつものナイロンじゃ言わない事とかも言ってくれたりして、とても面白い稽古場です。今の所「すなあそび」の稽古場をまとめると、こうなります。ケンカ・恋愛・友情・ケンカ・徹夜・酒・女・男・ケンカを繰り返し、日々稽古に勤しんでおります。

【佐藤竜之慎】
竜之慎の稽古場日誌。さあ、いよいよ始まりました若手公演!って勇んで稽古入ったんですが、なかなか思うようにいきません。とりあえず自主稽古でああでもねぇこうでもねぇとつくったものをケラさんに観てもらったんですが、「う〜ん・・・」な反応。色々とダメ出しもらって細かくかえし稽古なんですが、ウチの先輩方のようにパッとクリア出来ません。いや、ケラさんとても辛抱強く付き合ってくれてます。そうこうしているうちに全員風邪&インフルエンザ!とりあえず休み!

「すなあそび」稽古場日誌2

NYLON100℃ SIDE SESSION#9・若手公演「すなあそび」の公演は終了しました。

【柚木幹斗】
皆様ご機嫌いかがでしょうか?ご無沙汰しておりました。今週の稽古日誌を担当します、宜しくどうぞ。
2/12(土)
今日はKERAさんNGの為、自主稽古のはずだったのですがメンバーにインフルエンザが蔓延した為、大事をとってOFF。今回は出演者少ないですからね、一人でも欠けると場合によってはほとんどのシーンの稽古が出来なくなっちゃうんですよ。インフルエンザ流行期です。手洗い、うがい敢行!
2/14(月)
KERAさんお仕事の為、今日は自主稽古をする。ていうか、今日バレンタインデーぢゃない!ちょっぴり期待しつつでも感付かれたらカッコ悪いですからね、あくまで普段通りに。普段通りに稽古して、普段通り帰りのミーティングして「お疲れ様でした。」と家路へ。ってうぉぉぉい!!終わっちゃったぢゃない!チョコは!?・・・あ、大丈夫でした。制作さんがチョコくれました。ありがとう!やっぱり嬉しいですね。まだまだ男子だね、私も。そう言えば今日はみのすけさんがライヴやってるんだった。行きたかったなー。去年「男性の好きなスポーツ」の北海道公演終了後に、みんなで温泉旅行に行ったんですけど、その時の宴会でみのすけさんがカラオケでサザンを歌ったのがとても素敵でした。また聴きたい。
2/15(火)
今日はKERAさんいらっしゃいました。なんだか嬉しい。とりあえず自主稽古したところを見てもらう。んで、KERAさんがもっと面白くなるように演出をつける。再度稽古。KERAさん笑う。嬉しい。くり返し、くり返し。KERAさんが笑ってくれると安心する。それイコールお客さんの笑いになると信じてるから。
2/17(木)
今日は稽古終りに「すなあそび」についてのインタビューを受ける。30分くらいペラペラしゃべる。聞かれてない事もペラペラ。今回の公演ですね、当日パンフに僕らのインタビューなんかを載せたフリーペーパーをはさむとかはさまないとか。なのでもし、ご来場頂いた際には、そちらの方も是非お目を通すとか通さないとか。いやいや是非読んで下さいね。よっしゃ、みんながんばりましょうぜ!

【廻飛雄】
こんばんは廻です。携帯の待受画面は新潟おっぱいプリンです。それでは廻飛雄のためになる稽古場日誌!風邪にならない方法!まずウガイ!朝起きたらウガイ。帰ったらウガイ。思い立ったらウガイ。これがまず基本です。続いてマスク!あれ?おかしいなと思ったらとかじゃなくてなんか冬っぽくなった時点でマスク。常にマスク、みっともないとか言ってないでマスク。そして肉!ヤバイと思ったら肉を食べる。ガッツリと。そして引いてしまったら薬。僕はプレコールを飲んでます。あと水分補給は、ポカリスエットがいいらしいです(眼情報)。ポカリスエットって塩っぱいでしょ、だからいいんですって。皆さんも風邪には気をつけましょう。ではまた来週。(芝居がうまくなる方法をお届けする予定でしたが、風邪が流行ってるみたいなので急きょ予定を変更してお送りしました)

「すなあそび」稽古場日誌3

NYLON100℃ SIDE SESSION#9・若手公演「すなあそび」の公演は終了しました。

【廻飛雄】
こんばんは廻です。おっぱいプリンの待受けは電車で携帯を開く時とても恥ずかしかったのでやめました。今は熊田曜子です。さらに恥ずかしいので人前で携帯を開く時には見られないようにとても気を使います。それでは廻飛雄の・・・・・・芝居がウマクナル方法!それは・・・ウマクナリタイと思えばいいんじゃないですか。バカだと思われるでしょうが、これまではウマクナクテモなんとかなるんじゃないかと思ってたんです。どうしょうもないですよね。そのことにほんと遅ればせながら気付きまして、今さらですが本気で芝居について考える気になりました。ほんとかよ!?それはさておき(ほら、おいちゃった)、あと一つ何か書こうと思ってたことがあったんですが、それがなんだったのか忘れてしまいまして。さっぱり思い出せない。うーん。何だったっけかなあ。ほんとに思い出せない。思い出したらまた次週でとか思ったんですが、僕の担当は今回で終わり、締め切りは過ぎてる・・・。う〜ん困った。ほんと何だったけかなぁー。あーすっきりしない・・・。すっきりしないまま、稽古に行くのか。嫌だなぁ。嫌だそんなの、すっきりしたい。えーでも思い出せない。あー。何だっけなー。わりといい話だったんだよな、パンフのインタビューで言えばよかったなーって思ったんだよなぁ。あれー何だっけなー。うーん、ほんと思い出せない。あー。(といくらあーうー言ってみても思い出せないのでこの辺で。でもほんと何だったけなー)

【皆戸麻衣】
今週は皆戸です。皆様いかがお過ごしですか?私はと言いますと、先週の日誌はお読みになりました?インフルエンザになった奴がいて稽古ができないって。そんな迷惑な奴、それが私です。いや〜人生初のインフルエンザ、しんどかった!!!熱があってだるい時に病院に行くのって、あれしんどいのね。爺さん婆さんがいっぱい集ってて、んで元気に談話。老人ホームへ行け!ま、これは先週の話。今はすっかり健康体。爺さん婆さんにも優しくできる私です。今週の話をいたしましょ。本番迄まだ日はあるんですが、小屋入りを致しました。劇場を稽古場としてつかうなんて、贅沢な話です。恐縮。取り敢えず稽古用に仕込む。ガンガンに仕込む。柚木がトラックを運転し、廻がナグリを操り、佐藤が高い所は俺に任せろとばかりに脚立に上れば、眼は眼鏡を曇らせながら脚立を押さえ、植木が内田裕也の物まねを披露すれば、白石は苦笑いしながらメイクを直す。いいチームワークです。さて、劇場のある笹塚ですが、なかなか素敵な街です。駅前にはスーパー、お惣菜屋、巨大肉まん屋、巨大メロンパン屋、そして何を買う訳じゃないけどあると安心ユニクロ。その他にも飲食店がひしめき合い、夕食の買い出しに困りません。そんなわくわく駅前徒歩0分にある笹塚ファクトリー、皆様是非いらして下さいませね〜。今週、といってもこの日誌が掲載される頃には先週になっていますが、春一番が吹きましたな。そして次の日には大雪が降りましたな。明日は稽古休みだってんで、みんなでわくわく駅前で飲み、店を出たら大雪ですもん。んで、地元に着いたら豪雪ですもん。埼玉に住んでるんですけどね。埼玉に住んでるからいけないんですかね〜。5cmは積もってましたもん。家帰るだけでちょっとしたサバイバルですもん。こんな時は「ウチに来いよ」なんて照れながら部屋に泊めてくれる素敵な彼氏が欲しいですな。優しくて都内に住んでる素敵な彼ね。いつになったら春は来るんですかね〜。また来週。

「すなあそび」稽古場日誌4

NYLON100℃ SIDE SESSION#9・若手公演「すなあそび」の公演は終了しました。

【皆戸麻衣】
今週も皆戸です。どうですか?皆さん。聞かれても困りますか?でも困ってる顔も素敵ですよ。まぁ私の困った顔もなかなか悪くないと思うんですけどね。 にゃー!!今週はこんな感じ。

・佐藤、廻、柚木の3人が携帯をFOMAに変えた。おっさん3人が顔を寄せ合って「どの機種にする?」なんて楽しそうに話合ってる姿に、若干物悲しさを感じる。
・演助の相田さんと制作の市川ちゃんと3人でお好み焼きを食べに行く。有名なチェーンのお店。アボカドの鉄板焼が美味かった。店長が男前だった。
・白石さんの誕生日があった。プレゼントの買い出しを任され途方に暮れる。結局メイクパレットと入浴剤と牛のライターを購入。悩んだ割には、喜ばすでも笑わせるでもない中途半端な結果に終わる。その辺りがまだまだ若手である。
・衣裳合わせをする。衣裳さんの手作りで可愛い仕上がりになっている私の衣裳は、着るのになかなか勇気のいる代物である。あの格好で1時間程人前に出て虚構の世界の住人に成り済ます、それが演劇である。
・本番用の仕込みをする。我々はもちろんの事、スケジュールの都合をつけて数人の先輩方が手伝いにきてくれる。本当にありがたい話。今回は大量の砂を使う。1袋30kgの砂を担いで、みんな並んで階段を降りる様は、まるで奴隷である。それが演劇である。

私の今週なんてこんなもんです。この日誌が掲載される日は初日ですな。美味しいビールが飲めてるか?私。初日打ち上げで終電を逃し、家に帰れない時に「ウチ来いよ」なんて照れながら部屋に泊めてくれる、優しくて都内に住んでる素敵な彼はどこに行ったらいるんですか!?ねぇ!いやいや、春はすぐそこですよ、多分。では劇場で。

【柚木幹斗】
2/27(日)
今日はケータイを機種変更しました。笹塚ファクトリー入り日に廻さんが周辺のケータイSHOPをリサーチしていたらしく、「変えたい、変えたい」って毎日言うので、「それじゃセット割引きくから一緒に変えちゃうか」と佐藤さんも加わって3人で初のFOMAへ。・・・う〜ん、良いよマイニューケータイ!洗練されたフォルム&カスタムジャケット、美しい。佐藤さんとテレビ電話をやってみる(3mの距離で)楽しい。アプリやら着うたやら新しい機能に大喜び。とは言っても稽古に差し支えちゃならんと3人で戒める。でも僕はその日夜中の3時までケータイいじってました。ゴメンナサイ。
3/1(火)
今回の稽古はKERAさんが来る前に前日やっていた稽古のおさらいの自主稽古をしています。そうすると「ここがやりずらい」とか「こうするとこのポイントが効くんじゃないか」とかみんなしてあーだこーだの話し合いになるんですけど、そんな時「じゃあ、私こうしてみようか?」って言ってくれるのが植木さん。彼女は他の人が演技しやすくなる様な提案をよくしてくれる。普段いっぱいいっぱいに見えるけど意外に視野が広いんだなと思いました。エライなと思いました。あと植木さんが困った顔をすると北陽の人に似てるなと思いました。何だろ?鼻の穴かな。
3/2(水)
最近KERAさんとよくコミュニケーションをとる。ナイロンは大所帯だからほとんど話す機会なかったけど、今回は本当によく話しますね。僕の実家の事とか。「早く家継いで安心させてあげな」って親身に言ってくれるんです。今、自分役者でがんばってるんですけど・・・。あと今回KERAさんの演出がすごくやさしい。親切に根強く演出してくれる。同じダメ出ししたら普通「なんでわからないの?」って事になるのに「どうしてそうなるのか追求しよう」って感じになるんです。だからすごく現場の雰囲気が良い。ありがたいですね。
3/4(金)
♪ゆーきーやコンコ、あーられーやコンコ、降っては降ってはまーだ降ーりやーまぬー。まーるくーなるー。
これは「ハルディン・ホテル」のマダム(佐藤さん)の唄ですが・・・母さん大雪です。そして搬入です。最悪です。ちべたいけどがんばりました。あと今日は稽古後、衣裳合わせがありました。「すなあそび」の衣裳は昭和30年代頃のイメージ。モダンな感じの衣裳がどれもカワイイ。帰りが遅くなったのでご飯を食べに行こうとすると、KERAさんも入ってくれて、美味しい焼肉をごちそうになりました!KERAさんごっつあんです。明日からも頑張ります!!

「すなあそび」稽古場日誌最終回

NYLON100℃ SIDE SESSION#9・若手公演「すなあそび」の公演は終了しました。

【佐藤竜之慎】
3/7(月)
怒濤の一週間!私にとっては!ヤベェぞもう本番始まるぜと焦りはじめる。いい加減いつまでたってもクリアできないダメ出しから昨日出た最新ダメ出しまでてんこ盛り。集中だ!集中しろ俺!とか何とか色んな事を考えながら稽古していたら、芝居中なのに突然ろうそくをさしたケーキが出てきた。ん?と思っていると、どうやら私の誕生日らしい。完全に忘れていた。見事な引っ掛かり様である!だってよぉ、明後日初日なんだもん。しかしこういうのをやってもらうのって初めてなんで、何か・・・ちょっと恥ずかしいっスね。皆さんお忙しい中をホントに有難うございました。頂いたプレゼントを開けてみると、エロDVDが。いやねぇ、そりゃ俺はこんなもん一切観ねぇよとはいいませんけど俺はそんなキャラかい!という感じなんですが、大道具の仕込みに来てんのに制作に頼まれてそんなもん買いに行かされたスタッフの健太さんはどういう気持ちだったのだろう・・・。
3/8(火)
抜き稽古・通しの後、関係者を御招待してのゲネ。恐え〜。ホント恐え〜。逃げ出してやろうかと思った。口ん中カラッカラで喋れんのか俺?状態で舞台に出ていったが、皆さんとても暖かい目で観て下さって何とか終演。胃が痛むのを押さえながら御挨拶にまわる。全体的には割りと楽しんで頂けた様でホッとする。ああ、クタクタだ。
3/9(水)
初日。本番前の通しがあまり良くなかったので、自分に気合いを入れながらメイクと格闘。何かどうもヘアメイクの武井さんがやってくれた様な立体感が出ず京劇のサルの様になってしまうのだが、何とか仕上げる。本日も口ん中カラッカラで何とかやりきる。欲をいえばキリがないが、思っていたよりはお客さんに受け入れて頂いている様に思う。今日もクタクタ。
3/10(木)
前半ちょっと空回り。変に気合いを入れすぎてしまった。昨日のダメ出しでケラさんが役者の心構えみたいな事を言っていたのを変に解釈してしまった。明日からは、余計な事は考えず落ち着いて稽古で作ったものを丁寧にやっていく事に撤すべし。それにしてもみのすけさん、松永さんをはじめ色んな人から「痩せた?」「やつれたんじゃないの?」的な言葉を頂く。「役作り?」などと何とも前向きな捉え方をしてくれる人もいるが、「太った?」と言われた事は人生一度もないので、このままじゃどんどん痩せてって終まいにゃなくなってしまうんじゃないのか俺?先日も楽屋で着替えていたら、イケメン俳優眼鏡太郎から「佐藤さん・・・そんな体じゃ女抱けないよぉ」と痩せダメ出しをされる始末。太ってやろうじゃないか!この公演終わったら芝居とか何とかそっちのけでまず太ってやる。そして来年の本公演では俺はカワイイ癒し系キャラの役を演じるのさ!
3/11(金)
芝居の出来は決して良くはなかったが、昨日たっぶり睡眠をとってクタクタじゃなくなったので、終演後 眼・柚木・演出助手相田氏と豚しゃぶを食らいに行く。豚肉がとても良質なものの様でアクがほとんど出てこない。それ以前にアク取りセットがテーブル上に存在しないのだ。そしてタレが何とそばつゆ風の和風だし。いや、うまかった!たまにはうまいもん食わなきゃいかんと切に思った。
3/12(土)
本日うまいもんシリーズ第2弾。柚木の御実家が魚屋さんで、まぐろやら甘えびやら金目鯛やらを盛り沢山発泡スチロールの箱に入れ、それバイクにつんで柚木ははるばる神奈川から築地のおっちゃん仕様で小屋入りしてくれたのである。終演後、楽屋で刺身&鍋パーティー。部屋飲みの様なのんびりし雰囲気。後半は何かボーッとしててよく覚えていない。柚木のお父さん、御馳走様でした。ホント美味しかったです。金目鯛なんて普段食う事ないですもん。
3/13(日)
千秋楽&バラシ。芝居は、とにかく落ち着いて丁寧にやる事を心掛ける。が、うまい事いかない所多々あり。今後の課題とする。そしてバラし。何せ「すなあそび」なもんですごいんです砂が。舞台上の砂をずた袋につめてトラックに積むんですが、これ舞台のバラしじゃなくて工事現場じゃねぇのかよといった風景。ただ制作のお手伝いで来てくれている女子達までずた袋をかついでいる姿はホントごめんなさいねと思いながらもちょっと面白かったりもした。今回も仕込み同様、諸先輩方お忙しい中お手伝いに来て頂き、ホントに有難うございました。他にもたくさんの方々、有難うございました。公演の規模にしてはホントに大人数。そりゃそうか大掛りな事やってんだから。最初この企画がでてきた時は、現実問題、出来るんかいなと思いましたが、こんなゴージャスな形で実現するとは。我々未熟者の役者に付き合って下さった皆さん、お疲れさまでした。ホントに有難うこざいました。竜之慎は明日目が覚めたらとりあえずボーボーの髭を剃ろうと思います。

【眼鏡太郎】
3/8(火)
小屋入り16日目、初日まであと1日。今日は関係者を入れてのゲネプロ。ナイロン劇団員が大勢見に来る。緊張。そんな中、廻さんがやってくれました。冒頭の「聖母」のコントシーンで、笑いながらはけるのだが、つけヒゲがとれそうで顔を上げていたら、視界が狭くなったようで、暗転中でもないのにはけ口を見失い、「あれあれあれ〜」と困った声を出していました。客席爆笑。他にも小道具の妻楊枝が出てこなかったり、いろいろあった。でもゲネだし、初めてお客さまに見せることで満足。ゲネ後、劇団員で笹塚のイタリア風居酒屋に行く。笹塚にはおいしい店がたくさんあります。
3/9(水)
小屋入り17日目にして、ようやく初日。小屋入りしてからが長すぎて、あまり初日という感じがしない。しかし、そんな気持ちは舞台に上がると一変。満員になった客席の圧迫感に完全に押しつぶされてしまいました。やはりお客さまがいるのといないのでは全く違うのだなと実感。終演後、かなりダメ出しされる。舞台上で何より大切なのは「余裕」なのだと思った。
3/10(木)
本番2日目。昨日のダメ出しを受けて、本番前、自分のシーンが稽古される。「何をどうこうというより気持ちの問題」とケラさんにも言われ、自信を持って舞台に上がろうと決意。そのせいか、昨日よりは気持ちよくできたと思う。終演後、飲みに行く。明日が遅入りということもあり、時を忘れて飲む。そんな中、廻さんがまたもやってくれました。泥酔。しかたがないので、この日は劇場に一番近い私の家に連れていくことにした。翌日は男2人で朝食を食べ、2人仲良く劇場入り。
3/11(金)
本番3日目。初めて16時入り。しかし老けメイクがある、佐藤&植木は他の人より準備に時間がかかる。その2人が砂に埋まるラストシーンは個人的にすごく好きだ。ところで、そのシーン、電動リフターを使って砂に埋まっているように見せてるのだがお気付きになりました?今日の出来は、中だるみなのか何なのか、あまり良くなかった・・・。終演後、笹塚の豚しゃぶの店に行く。ほんと、笹塚にはおいしい店がたくさんあります。
3/12(土)
本番4日目。舞台にも慣れてきたのか、全体としては今までで一番良い出来だったのではないかと思う。5ステージ中、4ステージ目でようやく慣れてくるってのはまだまだ力量不足だが・・・。本番に入ってからあっという間で、明日はもう楽日。長く厳しい稽古のわりに5ステージで終わってしまうのは、非常に悲しい。もっとやりたい!特に、連日立ち見がでるほどの満員で、ご覧いただけなかったお客さまのためにも。終演後、柚木の実家(魚屋なのです)から、刺身の差し入れが届き、楽屋で魚パーティー。疲れた体に中トロがほどよくしみわたる。「魚秀」感謝!
3/13(日)
楽日。今日は舞監助手の堀越さんの誕生日だった。今回は3月生まれの人が多く、小屋入りしてから、客演の白石と佐藤竜之慎の誕生日も祝った。おめでとうございます。さて、いよいよ楽日。個々ではいろいろあったと思うが、良い出来だったと思う。終演後、ナイロン劇団員が手伝ってくれてのバラシ、そして打ち上げ、そのまま荷返し、といつものごとく怒濤の夜から朝を過ごし疲れ切る。
今回、この規模の公演にしては信じられないくらい整った環境で芝居をさせてもらったことに、若手一同、この場を借りて、心からお礼を申し上げます。スタッフの皆様、劇場関係者の方々、多くのお客さま、本当にありがとうございました。いつか「若手」と呼ばれなくなるその日まで、そしてそうなってからも、「若手」の気持ちを忘れずに頑張っていこうと思います。